najan2844の日記

仲良くしよう

風景をおいていく

蛸地蔵駅(たこじぞうえき)

  • 旧牛滝街道
  • 南海岸和田駅
  • 大正時代の十六軒長屋

降っていた雨音も遠ざかり、窓を開けると茜雲

のバックグラウンドは薄い青色で、運動不足を

解消しないとね。出かけるってのも自分の機嫌

しだいってどうなの。


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旧牛滝街道から南海岸和田駅まで歩きましょう。

自宅から10m程のところに大きな池が二つあっ

たんです。フナの養殖をしていたはずです。冬に

なると青がかった鷺(さぎ)がつがいで羽根を休

めていましたね。日差しに向って広げているんで

す。大きく大きくね。

危険な用水路も沢山引き込まれていて、自宅の横

にも流れてますよ。踏み外して落ちたこともあり

ますからね。洗面台で水が引いていく音がいつま

でも耳から離れないような感じでしたよ。

梅雨の時期には牛のような鳴き声のカエルがうる

さくて眠れない日もありました。その池も住宅地

になっています。ご近所の人も建物もここ2、3年

ですっかり様変わりしました。

 


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こんな教会はあったっけ

現役時って車で走り抜けるだけで、景色は全部

おいてきてしまったんですよね。ただの3Dマップ

だったんだ。


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10分程歩いて、南海岸和田駅に着きました。

手前で左へ曲がり蛸地蔵駅まで行ってみよう。

犬の散歩道から離れましたが、道すがら名前も

知らない人達とそれなりに挨拶をしてきたので

すが、この数年で会えないようになりました。


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蛸地蔵駅の名前由来を先日に貝塚の方から教え

てもらったのですが、物語を半分以上忘れたら

書けないですよね。ここはとばしていいですか。


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駅からすぐに海側に歩くと、

十六軒長屋は大正時代の長屋なんですが、今で

も現役なんです。蛸地蔵駅のことを教えて頂いた

方が住んでいるのですが、庶民の暮らしも伝えら

れてきたのは嬉しいです。


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岸和田城を抜けて帰ろうかな。

マンサ─ド風屋根がある庶民の長屋も大正モダン

だったんですよね。もちろん現役なんです。


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慶応三年十月 徳川慶喜が大政を奉還し、天下

は御一新して大政は朝廷に復した。岸和田の

岡部家は参勤交代制度で江戸にお勤めで、明治

の社会で活躍されたようです。

背伸びをしても天守閣にも、明治·大正時代にも

届きませんよね。


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岸和田城の南隣 有形文化財 五風荘

旧寺田財閥 寺田利吉の別邸 茶屋

詳しいことはわかりませんが、今は岸和田市

管理していて、食事もできますよ。


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大正時代の建物と言えば旧四十三銀行、今は

成協信用組合が海側にありますよ。

近代日本建築の辰野金吾と言われてますが。

ちょうど1時間半の運動でしたよ。

こっちは混むからここで右折しておこう。とか

この時間帯はこの道はとんでもないとか、そう

いうものが当たり前でした。

若い頃は少し前かがみになって大股で勢いで進

みますよね。性格も自己中心であまり他の話し

を聞いてはいるが実は受け入れない。だいたい

そうだと思いませんか。それが弱点だなんて誰

も気がつかないですよね。そういうことを嫌っ

てはいるが自分のことだったとはね。

景色をおいていったんですね。熱いものに溢れ

るという感じではないんやけれど。